【Day 14-15】帰国しました

PCR検査

前回の記事から少しさかのぼりますが,飛行機に乗る前のPCR検査についても記しておきます.

日本への入国は大変です.前回までの記事にも書いていた通り,海外ではあまりコロナについて厳密な雰囲気がないので,入国時に体温すら検査されません.しかし,日本に入国するためには,現状,入国前72時間以内のPCR陰性証明が必要です.我々はドイツ・ベルリンの空港にてPCR検査を受けました.入国のために有効な検査手法が限られており,間違えてはいけないので,検査会場のお兄さんに説明して,間違えないように検査してもらいました.一般的な検査は検査費用70ユーロ(約1.0万円)で結果が出るのに24時間~48時間かかりますが,すぐに結果が欲しい場合は170ユーロ(約2.5万円)払えば30分ほどで結果を出してもらえます.我々の日程的に早く結果が必要だったため,170ユーロ出して30分で結果をもらうことにしました.検査を終え,食事をしている間にメールが届きました.”Show result”と書かれたボタンを押すのはさすがに緊張しました.もし陽性なら,大先生に置き去りにされ,陰性証明を得るまでの数日間の宿泊費や検査代が数十万円かかってしまうからです.なんとか”negative”の結果を得て,先生とビールを乾杯しました.先生はホテルの自室にスマホを充電していたので,食事後に部屋に戻ってから結果を確認しました.すると先生はまさかの”positive”でした.先生が帰国できないのもそれはそれで困ります.翌朝4時から再検査が受けられるとのことで結果を祈るばかりでした.僕も先生も寝られずでしたが,翌朝5時ごろに先生から陰性証明が得られたというメールをもらいほっとしました.ただ”positive”から”negative”に変わるのは精度がガバガバなのではないかと思ってしまいますね...事実はどうであれ,とりあえず良かったと思うのが吉でしょう.

Lost Baggage

シンガポールに着いたときに嫌なメールが届きました.内容は「あなたの預け荷物がどっかにいきまして,今探しております.」でした.Lost baggageです.こういう異常事態が起こるといちいち気になって落ち着ていられませんね.

空港飯

日本に帰る時間が夜22:00ごろで帰っても食べたいものが食べられない可能性があるということで帰国前に寿司やラーメンを食べました.フランクフルトで食べた寿司は思ったより寿司の味がしました,しいて言うならシャリの芯が残ってる感じがいまいちな感じです.シンガポールで食べた一風堂の豚骨ラーメンはそのままの味でおいしく食べられました.ただ値段は高いです.

入国手続き-1

シンガポールー日本間の飛行機は行きの便と同様にガラガラで,お隣二人分空席でした.およそ6時間は12.5時間のフライトの半分とはいえ,そこそこ長いので勝手ながら3席使わせていただきました. 21:20ごろに関空に到着しました.到着した時に例のLost baggageに関するメールから荷物の状態がわかるということで確認してみましたが,状態は変わらず「探しています」とのことでした.しかし,飛行機から降りると看板に自分の名前が書かれており,看板の前に立っているお姉さんから状況を伝えてもらいました.フランクフルトでのトランジットの時間が1.5時間ぐらいと少し短かったため,上手く乗り継げなかったとのことです.荷物の居場所はわかっており,3日後ぐらいに家に届くとのことでほっとしました.幸い中身のほとんどが衣類とお菓子類のお土産で必要なものは手荷物に入れていたので問題ありませんでした.

入国手続き-2

預け荷物についての説明を受け,道なりに進むとコロナに関する入国手続きがあります.入国の際はmySOSというアプリを事前にダウンロードし,PCR検査の結果やワクチン接種証明などを登録しておく必要があります.それを事前に済ましておくと特に困ることはありません.久しぶりに体温を検査されたり,コロナの説明を受けたりして日本に帰ってきたなという感じがしました.

最後に...

振り返ってみると,けっこうドタバタした旅でした.しかし,間の仕事がけっこうハードだったので,預け荷物から電子機器がとられたり,荷物が届かなかったり,先生に陽性結果が出たりしたことの印象が薄れています.

たった2週間の旅でしたが,すごく長い旅をした気分です.ただ日本に帰ってきて,そんなに感動があるかというとそうでもない.おなかが少し空いていたので例の王将に行こうかと思いましたが,閉店時間に間に合いませんでした.お土産物はまだ手元にないのですが,お土産話はたくさんあるので,聞いてやってください...

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